関西Ruby会議08に参加しました

2025-06-27 Day 0

午後から新幹線に乗り、10年以上ぶりの京都へ向かいました。東京からだと意外と近く感じました。

京都駅の看板

京都駅前にあったペンギンの像

ホテルにチェックインを済ませた後は、ANDPAD × 関西Ruby会議08 Day0 晩餐会へ参加しました。東華菜館 で開催され、鴨川のすぐ側という会場のロケーションもさることながら、歴史を感じさせる建物が本当に素晴らしかったです。 特に印象的だったのが、手動式のエレベーター!まるで少女革命ウテナに出てくるようなエレベータで、思わず興奮しました。同卓の人がエレベータに詳しくて色々なエレベータトークが聞けたのも面白かったです。

四条大橋の石碑

手動式エレベータのドア

東華菜館の館内の様子

東華菜館の館内の様子

その後の夜の先斗町散策も風情があって楽しかったです。夜の暗闇の中、ぼんやりとした明かりで灯された先斗町は非常に美しかったです。散策後にネルドリップで淹れた濃いめのコーヒーをいただいたのですが、濃厚さの中にしか感じられない奥行きと、口の中にふわりと残る甘い香りがたまりませんでした。

ネルドリップで淹れたコーヒー

その夜は濃いコーヒーを2杯も飲んだからかなかなか寝付けず、鴨川へ。Xでまだ人がいそうというのは観測していましたが実際に行ってみると思ったより人が残っていました。深夜でもまだ多くの人々が川辺で語らっており、そのざわめきと川の音を聞きながらぼんやりしているうちに、いつの間にか眠気が訪れていました。

深夜の鴨川

2025-06-28 Day 1

Day 1の朝は、浴衣の着付けからスタートしました。

以前から「和装でカンファレンスに参加してみたい」という密かな願望があったのですが、なかなか踏ん切りがつかずにいました。最初にそう思ったのは、おそらく2022年の津でのRubyKaigiでした。当時は「着付けはどうする?」「ヘアセットは?」「発表と重なったら朝が大変すぎるのでは?」といった懸念や、発表者としてスピーカーTシャツを着たいという気持ちもあり、なかなか実現できずにいました。そこから3年越しに、今回の京都という絶好の機会に夢が叶って、朝からウキウキでした。京都は着付けをしてくれるお店が多く、気軽に挑戦できたのも良かったです。事前にさんかく浴衣のススメという本を読んで浴衣への気持ちも盛り上がりました。

今回の手荷物ストラテジーは、かごバッグをメインに、いざという時に着替えられる一式を持ち運ぶという方針でした。PCを入れるとかなり重くなるのでPCは持たず、iPad miniApple Pencilだけで乗り切ることにしました。今思えば、筆記用途以外でiPad miniを使わなかったので、普段持ち運んでいるトラベラーズノート+万年筆でも良かったかもしれません。でも、浴衣はレンタルだったので万年筆のインクが付く危険性のないApple Pencilでメモを取って結果的に正解でした。

ホテルのすぐ裏に着付けショップがあったので、移動が楽で本当に助かりました。浴衣は、以前から気になっていた浴衣*1を一式ネットでレンタルし、持ち込みで着付けをお願いしました。ヘアセットもプラス1000円ほどでお願いできてありがたかったです。自分で着付けるときもこれくらいできるようになりたいです。持ち込みでの着付けだと返却時間を気にしなくていいのも大きなメリットでした。

何年も前に浴衣を着た際は非常に苦しかった記憶があるのですが、今回は快適で良かったです。着付け直後は帯で肺が圧迫される感じがありましたが、次第に馴染んできて苦しさはなくなりました。ただ、背もたれにもたれられないのは少し辛い場面もありました。下駄も、花緒に指を深く入れすぎないというコツを掴んだおかげで、靴擦れせずに済みました。唯一のミスは、Apple Watchのバンドをカジュアルなものにしてしまったことくらいです。それも浴衣の地のクリーム色と馴染んでいたのでそれほどは目立たなかった気がします。

近くのコーヒーショップでモーニングを済ませ、いざ会場へ。京都は街なかの小川も綺麗で、歩いているだけで気持ちがいいです。

Coffee Base BnAのモーニング

小川

先斗町歌舞練場

スポンサーのぼり

会場に入って知り合いと挨拶しているとMatzが記念撮影中とのことで、一緒に撮影していただきました!何気に初めてのツーショットで嬉しかったです。津のRubyKaigiでもらったうちわ*2も持参して、朝からテンション高めでした。浴衣はやはり暑いし動きにくいですが、それ以上に楽しさが勝ります。

Openingから花道を音楽と共にydahさんが登場し、飴が飛び交う演出は最高でした。桟敷席も思った以上に見やすかったです。

開演直前の様子

開幕!

pockeさんのトークは、丁寧な問題解決のプロセスと好奇心が絶妙にミックスされていて素敵でした。

お昼は会場すぐそばのお店へ。デザートの甘夏か何かのゼリーが絶品でした。果実をまるごと使ったゼリーは本当に美味しいですね。

会場2階。鴨川がよく見えます

鴨川

甘夏のゼリー

鴨川をどりの看板

桐生あんずさんの発表も心に残りました。花道から登場する際は緊張されているように見えましたが、話し始めるととても楽しそうで、引き込まれました。緊張を和らげるための仕込みをしっかりされているのもテクニカルだなと思いました。発表中、目があった気がしていたのですがどうやら気のせいではなかったようです。自分も参加した「やんちゃクラブアドベントカレンダー」がきっかけでPodcastを始められたというエピソードもあんずさんらしい行動力の発揮の仕方だなぁと感じました。

八木さんのアートも素晴らしかったです。普段使っている道具で、普段は想像もしないような表現を生み出すのは本当に素敵です。そして松田さんの話は、明らかに途中でタイムアップになった感が満載で、あれはずるい!

本屋ブースでは自分でSTORES レジとSTORES 決済を操作できました。また、金子さんから直接『LR Parser 入門』を購入できたのも嬉しい収穫でした。

クロージングまでネタが満載で、最後の最後まで楽しませようという気概を感じました。まさかのアンコールには笑ってしまいました。会場も一体となったカンファレンス作りだったような気がします。

フィナーレ

緞帳

After Partyの後は、一旦浴衣から洋装に着替えてビアバーへ。そして夜はまた鴨川へと向かいました。

2025-06-29 Day 2

Day 2は、今回の大きな楽しみの一つだった叡電LTへ! これがもう、最高に楽しかったです。あの瞬間にあの場所にいなければ絶対に味わえない、一期一会感に満ちた体験でした。「路面電車を貸し切ってLTをする」なんて、素晴らしい!最高!makicamelさんのRails on Railsな発表は本当に良かったです。喋ってる内容はほとんど聞こえなかったんですが一番インパクトがありました。流れていく車窓の風景も美しく、時折入る観光スポットの紹介もいいアクセントになっていました。本当にあっという間の時間でした。

るびぃ仕様の叡電

待ち合わせ

ゆゆ式コラボの缶バッジ

叡電LTの後は特に予定を決めていなかったので、ラーメンを食べに行くという集団に便乗させてもらうことに。行き先が一乗寺だと知ったのは電車に乗ってから。一乗寺には恵文社という本屋があることが分かってテンションが上がりました。 一乗寺に着くと皆それぞれの店に分かれ、私は醤油ラーメンをいただきました。朝からコーヒーを飲んでいなかったので、その後はバステトコーヒーへ。ここのコーヒーが本当に美味しくて、家の近くに欲しいと心から思いました。コーヒー豆とステッカーもしっかり購入。

麺屋 聖の醤油ラーメン

バステトコーヒーのアイスコーヒー

そして、10年以上ぶりに恵文社一乗寺店へ。本の選定に意志を感じる本屋って最高だな…!と感動し、気づけば大量に本を買っていました。この後、この本の重みで大変な思いをすることになります(送ればよかった…)。本はただたくさん並んでいるだけでなく、未知の本との出会いの場なのだと、本屋の持つパワーを改めて感じました。家の床に積まれた本たちも、ちゃんと手に取れるように並べたくなりました。

一乗寺、ラーメンもコーヒーも美味しいし、恵文社もあるし、いわゆる観光地とは少し違う落ち着いた雰囲気で、すっかり好きになってしまいました。

その後は内藤商店へ。ここも10年以上ぶりです。コーヒーミル用の掃除ブラシと玄関用のほうきを購入しました。「こんなに周りは都会だったっけ」と、記憶の曖昧さを感じたりもしました。大好きなトラベラーズノート京都店にも立ち寄り、限定品や体重が刻まれた京都限定チケット(謎)などを購入。このお店が入っている建物自体も非常に格好良く、地下鉄直結で便利なのも良かったです。

鴨川の鴨

毎日見てた鴨川

トラベラーズファクトリー京都店のある新風館の中庭

このあたりで荷物の重さが限界に達し、破滅気味に。京都駅に着き、少し時間があったので伊勢丹で浴衣を眺めたり(絞りはやはり高価ですね…)。もはや荷物が重すぎてまともにお土産を探す気力もなく、とりあえず目についた八ツ橋を購入。新幹線のホームではまいむさんとすれ違い、名物の「シンカンセンスゴイカタイアイス」も無事ゲットしました。

柿の葉寿司とシンカンセンスゴイカタイアイス

車内では本を読むつもりでしたが、肩こりと疲労で文字を追う気になれず、ほとんど寝て過ごしました。なんとか無事に帰宅し、関西Ruby会議が終わりました。

ふりかえり

今回の関西Ruby会議は、めくるタイムテーブル、花道のあるステージ、そして叡電LTなど、企画の随所に「この場所、この瞬間にしかできない体験を届けたい」という主催者の方々の強い意志を感じる、本当に素晴らしいカンファレンスでした。

タイムテーブルの作り方一つとっても、RubyKaigiやKaigi on Railsとはまた違う、「自分たちが見せたいカンファレンスの姿はこれなんだ」というメッセージが伝わってきました。

参加できて本当に良かったです。心の底から楽しみ、たくさんの元気をもらいました。私も、日々の仕事や活動を楽しくやっていきたいなと、改めて思える旅になりました。

あとこれがきっかけで浴衣にハマりはじめました。着付け練習をがんばります。

*1:岡重の綿絽の梅椿柄

*2:三重県指定伝統工芸品「日永うちわ」のRubyKaigi 2022版のノベルティ。扱いが雑で骨を何本か折ってしまいショックでした...